上田ホースコーチングには、経営者や教育者、起業家の方を中心に、人を動かす必要がある方が多く来られます。
その中のおひとり、経営者のSさんからお聞きした、ホースコーチングの体験談です。
思うように動いてくれない社員たち
Sさんはこれまで、経営者向けのマネジメント研修や社員育成に、300万円もかけてこられたそうです。
さらには、社員の皆さんとコミュニケーションをとるべく、コンビニのスイーツやロールケーキなど、こまめに差し入れもなさっていたとのこと。
そこまでしているのに、
- 社員が育たない。
- 指示を素直に聞かない。
- 期待して目をかけていた社員には、裏切られる。
そんな状況が続いていたそうです。
なぜそうなってしまうのか。どうやって改善していいのか。
分からないまま、イライラしていたのだとか。
そんなとき、コーチング部門・大沢から聞いて興味がわき、ホースコーチングに参加することになったそうです。
自分では気づかなかった才能
ホースコーチング2DAY初日。
チーフトレーナー・真実さんがSさんにマッチングした馬は、オーシャン。
わが上田乗馬部、きっての気難しいと評判(?)の馬です。
思い通りに動いてくれなくて、泣かされた方は数知れず・・・
大丈夫かと心配していたのですが、真実さんのマッチングには間違いなかった!
さらには、隠れた才能があぶりだされることとなります。
Sさんが褒めると、あの気難しいオーシャンが、とろけたように喜ぶのです!
それはもう、嬉しそうに。
真実さん曰く、
「Sさん、褒めるスキルあるよ!使ったほうがいいよ!使わないと不自然だよ!」とのこと。
アドバイスを受けたSさんは、ホースコーチング2DAYに修了後、社員の方たちに対し、半信半疑ながら、意識的に褒めてみたのだそうです。
すると、これまで効果がなかったのがウソのように、
- 社員との関係がよくなった。
- 社員のスキルがはっきりと向上するようになった。
- 指示を素直に聞いてくれるように。
- 問題行動の多い社員が、自主的に辞めていった。
などの変化が起こったそうです。。
小手先のテクニックでは通用しない理由
人を動かすには、褒めることが重要です。山本五十六の名言にあるように、多くの指導者や教育者に知られています。
しかし、優秀なリーダーであればあるほど、スタッフのスキルや勤務態度に、改善点を見出してしまいがちです。「褒めるところがない」と考えてしまうことが多いのではないでしょうか。
テクニックをたよりにして、「褒めるところは見当たらないが、おだてておこう」などと思っていると、相手にそれは無意識下で伝わってしまいます。
表面的には従っているように見えますが、見えない部分では、信頼を失っているのです。
万物の霊長とはいうものの、人間も動物です。
言葉以上に、非言語的部分でメッセージを受け取っています。
そのため、どこかで聞きかじったような小手先のテクニックでは、人は動きませんし、動かせないのです。
馬と心を通わせ、動かせることで得られる自信
Sさんが上田ホースコーチングで変わった理由は、ひとことでは説明できないほどあげられますが、あえてひとつお伝えするならば、
馬と心を通わせ、動いてくれた経験から得られる自信
だと言えましょう。
馬はとても素直な性質の生き物です。
私たちに忖度などしてくれません。
どんなになだめすかしても、リーダーであると認められないかぎり、思い通りに動いてくれません。
小手先のテクニックではなく、自分に内在する力を使って相対するからこそ、馬はリーダーとして認め、従ってくれます。
人間よりも大きく、強い馬と、心を通わせ、思う通りに動かすことができた経験は、自分の影響力を自覚することでもあります。
Sさんの場合は、気難しいオーシャンだったからこそ、ご自身が本来持っていた「褒めるスキルのすごさ」に気づかれたのかもしれませんね。
余談ですが、ホースコーチング2DAYで、Sさんにすっかり懐いたオーシャン。
下馬したあとも、Sさんが右に行けば右についてきて・・左に行けば左についてきて・・
いじらしいオーシャンの様子に、Sさんも夢中になってしまい、定期的に通ってくださるようになりました!
Sさんのように、
人を動かす難しさに、日々頭を悩ませている方も。
馬と心を通わせながら、人を動かすご自身の才能に気づきたい方も。
上田ホースコーチングに来ていただきたい!
今日も馬に乗りながら、そんなことを考えていました。
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